【Travel】ブラジル観光ビザ申請はこんな感じ(2017/08上旬時点)

先日ですが、ブラジルの観光ビザ取得に行ってきました。

普段は日本のPASSPORT最強!にあやかり、取得機会があまりないビザですが、一旦自分で取得しようとすると結構面倒なものです。また、思ったより取得情報も少なく、かつ、なんか分かりづらい!そして、よく変わる。

ということで、2017/08上旬時点のビザ取得体験を記載しておきます。古かったらごめんね。
※大枠の流れだけ書くので、ちゃんとした手順は「ブラジル総領事館」を参照ください

 

取得したビザ

観光ビザ(観光査証(VITUR)日本人用)取得のケースを記載しています。
観光ビザは、「観光目的(私の場合)」・「複数回入国可能」・「1回滞在は90日まで」・「3年間有効」ビザ(10,400円)になります。ビザって高いよね。。。仕方ない。

 

必要期間・訪問場所

自身の近くの領事館へ。といっても、日本に2・3箇所しかないはずです。私は東京住まいなため、五反田駅徒歩2分程度の場所に行きました(申し込みと受け取り2回行きます)。発行完了までの期間は領事館ページに記載してあります(私の確認時は3営業日。実際、私の場合は「月曜11時提出」⇒「木曜(同週)受け取り」でした。

ただ、必要期間は繁忙期かどうかによるという噂情報もあるのでギリギリは要注意です。やり直しの可能性もありますしね。また、営業時間は9:00--12:00の平日午前のみです。
平日勤務の方は頑張って休みましょー。(受け取りは、9:00--13:00です)

必要書類

ここが肝心です。おそらくミスるとしたらこの準備です。人によっては準備に時間がかかるため、内容・手配時間ともに気にしておいてください。「※ポイント」の部分は、詳細を後述します。

 

基本、全部で5点(初回申し込み時にもっていく物)必要になりました。

①パスポート

言わずもがなですね。最低空きページと、残期間ぐらい見ておけばOK。
預けることになるので、直近パスポートが必要な方は注意してください。

②顔写真 ※ポイント1

決まりがいろいろあります。が、白壁前で携帯カメラを用いた写真で問題なくOKでした。ほかの厳しい国々よりは緩いと思います。デジタルデータが必要で、写真自体のルールより面倒です。

③滞在費を保証(する書類)

下記が可能なようですが、"b"が一番楽だったので私の場合は"b"で実施しました。普段、通帳全然更新していない方も、ATMで更新可能です(ただ、通帳専用ATMがあれば、そちらを探したほうが良いかも。通帳の繰り越し[新しい通帳作成]にも対応してます)。私は更新後、通帳コピーを用意して持っていきました。"a"の人は、手配する支店により、準備に時間がかかると思われるため、気を付けてください。

 過去1ヶ月以内に最低25万円が確認できる下記いずれかの書類:

 a) 銀行預金残高証明書(郵便貯金でも可)

 b) 銀行通帳原本及び表紙、表紙裏と最終記帳ページのコピー

 c) 国際クレジットカード会社発行の利用可能額が明記された明細書

なお、申請時にその場で、チェックされます。(ただし、提出になるのでプリント必須)。

④E-ticket(相当)情報

・往復航空便の予約確認書(氏名、予約番号、航空会社名、飛行機便名、ブラジルへの到着及び出国の空港名、日付、運賃が記載されたもの) 

私はすでに手配済だったので問題なかったですが、ここで詰まる方が結構いるみたいなのでご注意を。仮手配しておくとか、陸路の申請を書く、、、といった方法があるようです。なお、こちらも申請時にその場で、チェックされます(ただし、提出になるのでプリント必須)。

⑤オンライン申請書 ※ポイント2

領事館のページからオンライン申請書を記載してください。記載例も同ページにあります。ただ、結構曲者です。下情報ぐらいは事前準備して挑むとよいかも。

 ・両親の生年月日
 ・パスポート情報
 ・ホテル情報
 ・顔写真(②と同じ)のデジタルデータ。※加工が必要
 (・サインデータ  ※ココが厄介。後ほど加工が必要)
 ・③・④のドキュメント ※これはどっちでも良かったみたいです

【ポイント1】顔写真

顔写真は「プリントアウト写真」と「デジタルデータ画像」両方が必要です(同等である必要があります)。このデジタルデータが少し曲者で、300KB以下、かつある解像度以上(431ピクセル×531ピクセル ?)といった指定があります。

が、結論を言えば、これもそんなに大変ではありません(多分)。
最初から写真を用意できている方は、写真をスキャンしてデジタル化する方法がスマートかと。そのうえで、Windowsのペイント等を使って、ファイルサイズだけ調節してください。アップロードの範囲(画像データのどこがプリントアウト写真に相当するか)については、WEB画面からファイルアップロード時に、選択させてもらえます。

私はここに無駄な手間をかけていました。完全同等なデジタルデータとプリントアウト写真を目指しすぎた。。。後から範囲していしてアップロードできるので、ラフ目にやってもうまくいくと思います。以下は参考に。

私の場合、携帯カメラで撮影しました。悩ましいのは、写真サイズの調整。最近はいろいろアプリもあるので、もろもろ修正を行った後に、証明写真アプリをつかって4.0cm×3.5cmを用意しプリントアウトしました。 

撮影は、領事館ページにサンプル画像があるので、見比べていい感じにしたら、いけると思います。私が気にしたのは、「背景白」「サイズ感」「明るさ(明るめ)」の3点ぐらいです。

データの修正はwindowsについてる「ペイント」でやりました。下の3つの技(?)を使えば、指定の431×531以上のちょうどいいものが準備できるかと。 ※左下にピクセル数が出ます

【抽出】「選択」⇒「切り取り」⇒「新規ファイル」に貼り付け 
【全体サイズ変更】 「サイズ変更」 (最近のカメラ高画質なので。がつっと低画質にしましょう)
【ファイルサイズ低下】別名保存 ⇒ jpeg形式にて保存

これで、ようやくデジタル画像が出来上がります。私はここまでやった後に、再度証明写真アプリをつかってサイズ合わせし、4.0cm×3.5cmをプリントアウト準備しました。
 

【ポイント2】オンライン申請

これも申請書をサンプルをベースに記載してください。一番大事なのは、最後に出てくる修正用のコード(10桁ぐらい)のメモを忘れないこと。もう一度いいます。絶対に忘れないでください。せっかくたどり着いたゴールなのに、やり直しになります。印刷後に再度ファイルをアップロードが必要なため、このメモは、「全員必須」です。

さて、記載は下記のような流れになります。

 

  1. 記載(1回目):必要情報の入力 
    サンプルを見ながら入れていけば、途中まで(アップロード画面まで)は問題なく進むかと思います。私が迷ったのは下ぐらい。

    [ホテル情報]
    住所を入れようとしたんですが、ホテルの住所見ても、州、市の切れ目がよくわからない。ポルトガル語だし。英語でもわかんないけど。これは、泥臭くgoogle mapで頑張りました。

    [職業]
    社員はOfficeWorkerとか入れとけばOK.

    この辺りを超えると、アップロード画面登場!
    です。もろもろ入力を進めていくと、最後にこれが来ます。「写真」「サイン」「書類」のアップロード。ここで、多くの人は「ん?」となるかと。実はここ、印刷後に再度修正することになります。焦らず、手元にある情報だけ、アップしておきましょう。

    【写真】
    上述した写真データです。ファイルを選択すると、アップロードする範囲を選べるので、顔写真相当を選択して完了。

    【サイン】
    この時点では誰もあげれないはず です。今はスキップでOKです。

    【書類】
    これは何を上げるかよくわかりません。一応、「E-ticket」と「滞在費保証資料」をアップしたらいいと思いますが、私は結局E-ticketしか挙げませんでした(Air-ticketの項目があったので念のため)。当日カウンターの人に、全ドキュメントはアップロードしていないけどOK?と聞いたら、「はい、大丈夫です」と返ってきたので、あまり重要ではないんでしょう。。。

    で、この後が例のコードが表示されます。絶対にメモしましょう。修正時と、申請状況の確認時に必要です。

  2. 印刷
     入力が終わったら、印刷します。そして、以下2点を記載します。
     ① サイン : 上の大きな横長の枠にサインです!Passportのやつかな。 
     ② TELEPHONE NUMBER:ここは記載しておく。
       CONTACT NAMEは無くても大丈夫でした(カウンターで聞きました

  3. 書類のスキャン&アップロード(記載(2回目))
    いよいよラストです。ここまで来たら、記載した書類を「スキャン」します。なぜなら、このオンライン申請書に記載したサインのデジタルデータが必要なんです。

    スキャンをしたら、再度ペイントで修正し、サイズ等をいい感じに整えます(サインの周りだけでOKです)。

    で、例のコードをつかって、再度ファイルのアップロード画面まで進みます。これでようやく、最後の作業。1.記載(1回目)でスキップした「サイン」の部分にファイルをアップロードします
    (私は、サインの黒外枠の少し外から切り取り、アップロードしました)

 お疲れ様です。これで、デジタル申請は完了。この時点で、手元には必要書類もそろっているはずなので、申請にGOです。

当日の流れ

申し込み

「必要書類」に記載したものを、営業時間内にもっていってください。下記流れで進むと思います。私は待ちがなかったのでトータル30分程度で済みました。最大の難関は、営業時間(平日9時から12時)に行くことでしょう。

「発券」→「カウンターでチェック」→「ブラジル銀行へ!※1」→「再度カウンターへ」→「引換券を受領※2」

 

※1ブラジル銀行:領事館の向かいにあります。こちらで費用を払うため、一回外出となります。

※2引換券を受領した際に、受け取り日を通知されます。

 

ちなみに、カウンターに、「結構厳しく条件みます!ちゃんと書かれてないとNG!」って感じの張り紙がしてありますΣ(゚д゚lll)。ホテル情報全部書いたか心配で、確認できます?って、受付の人に聞いたら、結構今は緩い審査だから、大丈夫でーす っていってました。今は緩くなっているみたいです(鵜吞みにしないでね)。

あと、この場所、ポルトガル語?が充満していて結構おもしろい場所です。行けばわかります。

 

受け取り

引換券をもって受け取りに行くだけ。「発券」→「カウンター対応」にて、5分程度で完了です。

なお、オンライン申請時のコードを利用して、ステータスをチェックできます。ready to deliveryになっていれば、準備完了みたいです(私は、水曜夜時点でこの表示になっているのを確認しました)

 

さて、今回の体験記は以上です。ここまでツラツラ自分で申請する方法を書きましたが、世の中には代行業者もいろいろあるみたいですね。こちらは1週間以上期間が必要になることがほとんどだとは思いますが、きっと楽かつ確実です。私は時間がなかったので自分で頑張りましたが、利用もありだなー、、、と。

 

 以上、ブラジルビザ発行手順でした。誰かの参考になれば幸いです。